【第１３回】誰かのためになにかするをモチベーションにしない

エンジェルヒーラーすこぽんです。
続けて、１３回目になります。
【誰かのためになにかするをモチベーションにしない】
そのままズバリの書き方なのですが、
意外と出来ないかたも多いようなので。
わたくしの友人のお話になりますが、
とてもファザコンのお嬢さまだったのですが、
お父さまがガンで数年前から闘病中でした。
お嬢さまとしては、お父さまに元気を出して欲しい
そんな思いからでしょう、
幼稚園教諭の専門学校へ通い始めました。
厳しい試験も突破して、
奨学金を受けながら１年ほど頑張った矢先、
お父さまが帰らぬ人となってしまいました。
初七日、４９日と忙殺され、
やっと日常に戻って、復学し始めたそのころ、
ある日の研修に向かう早朝、
玄関で引きつけを起こして倒れてしまったのです。
救急車では運ばれ、とりあえず体調は戻って来ましたが、
その瞬間から、学校へ行くモチベーションが無くなってしまったのです。
学校も、資格ももうどうでも良くなってしまったのです。
闘病を支えていましたので、心がちょっとつかれてしまったのかなと
思ってお話を伺っていたのですが、
一番の原因は、
「お父さまに喜んで欲しい」という気持ちだけで
学校へ通っていたからでした。
一番大事な『なぜ』学校へ通うのか？
の『なぜ』の部分が、
誰かのために何かする行為を理由にしてしまったので、
その理由がなくなった途端どうでも良くなってしまったのです。
何事でもそうですが、
行動を行うためのモチベーションに直結する部分であったり
動機の核になる部分に、
誰かのために何かするというものを据えてしまうと、
その誰かとの関係性の変化や
そのかたの行い（頑張ってるのに褒めてくれないとか感謝してくれないとか・・）
そういったことで容易に壊れてしまうものなのです。
誰かにかぎらず、なにかでも同様で、
この仕事を辞めたいから、ヒーラーとして独立しますとかですね。
何かの代わり、なにかのための何かのようなものは
動機の核にも、モチベーション維持にも
時間が経つとあまり役に立たなくなることが多いです。
なぜなら、その何かの部分が解消出来てしまうと、
続けるための理由がなくなってしまうという結果になってしまうからです。
ですので、
誰かのためになにかするをモチベーションにしない
何かのために何かするをモチベーションにしない
ということが本当に大切になります。
もちろんそういったことがどうしても動機の核になってしまわざる得ない
ということもあるのですが、
そのようなときはあくまできっかけであり、短期的なものとして扱いましょう。
すぐに自分のための大切な核を見つけて、シフトしましょうね。