守破離を守れ

すこぽんです。

何事でもそうですが、師匠や先生について、何かを学ぶということはとても有意義なことです。

そのようなことが少ないスピの世界においても、先人のやり方というものがあるものです。
ですが、ことスピ業界では特にその「守破離」を守れずにあちらこちらでトラブルや問題を発生させているかたをお見かけします。

先人のやりかたを学ぶことにおいて、日本には昔から「守破離」という考え方があります。

まずは、先人から教えられた型を忠実に守り、自分の中に正しく行うことを叩き込みます。
それを更に自分のものにする過程で本質や真髄がつかめた時に、初めてやりやすい方法、時代になどに合わせた方法など、少しずつ改善を加えて先人のやりかたを破っていく事になります。
そして、自分のスタイルというものが確立できたら先人の型から離れて、初めて自由にやっていけるようになります。
この段階を踏むのが、わたくしは、一般的な先人のある学びについての学び方であろうと思います。

要するに、先人から学ぶことがあるときには、その型がきちんと出来ているという状態があってこその初めて型崩しという自由があるのであって、はなから自由でルール無視のやりたい放題ではそこから学べるものなどはなにもないのです。

にもかかわらず、スピ系では特に、始めたばっかりのチョー初心者、まだ学び半ば、知識生半可レベルで、いきなり自分ごのみの改良をすぐにやり始めて、上手くいかないと言い出す人が枚挙暇ありません。
また、浅薄な知識や素人に毛が生えた程度で、さもプロのようにブログ等に発信して、有償のご提供を始めているなんて人間も多いものです。
また、そのようなかたに騙されたとか、自己流でやったら全然駄目だった的なご相談等受けても、正直、わたくしとしてはしらんがなぁﾔﾚﾔﾚ┐(´д｀)┌としか言いようがありません。
一番最初の形を守るということが出来ていない人間には形を守ってくださいねとしか言いようが無いからです。

少なくとも何事でも最低半年、型通りやって、形を徹底的に体に叩き込むことが必要です。
最初の型を学ぶ段階では、何でやるのか？どうしてなのか？などという賢しらなことは何も考える必要はありません。
厳しくいえば「四の五の言わずに、とにかく真似ろ！理由はあとからついてくる」ということです。
型が自分に染みこんでいく過程において、真髄や真理というものに到達することが出来るのです。

少なくともエネルギーワーカーとしてプロでやりたいと思うのであれば、最低でも半年は片手間ではなくがっぷり四つで学んでいただきたく思います。
守破離を守ることが出来ない人間は、守破離が必須の師を持つ学びに関しては、破門という厳しい処置が下されます。
実際そのような現場も目撃しておりますしね。当然ですが、そのような結果も、自業自得です。
何事も学びにおいては「守破離」を守るようにしていきましょう。
最初からずべて我流、自由にやって得られるものなど何もありません。
「守破離」すら守れない人間が、何を言っても、何をやっても説得力もスピ的能力も人間力もなにもありません。
ましてや先生や先達、牽引者、提供者になろうなんておこがましいです。身の程を知るべきでしょう。
「守破離」を守れる人間だからこそ、「守破離」を教えられるのであって、道を説くことが出来るのです。
ルール無視の人間からは、ルール無視の人間しか生まれません。
もちろん、これはビジネスにおいても鉄則です・・