なんでもできるはなんにも出来ない

すこぽんです。

さて、今回はちょっと人それぞれのお考えがあるはなしになるのかなとは思うのですが・・

いろいろ学んでみて、なんでもできるエネルギーってある意味、何にも出来ないエネルギーだなとわたくしは思っています。
※そのようなエネルギーをわたくしはあまり作らないのはそういう理由があるのです。

というよりも確かに何でもできるは利便性がいいっちゃいいんだけど、意外となんでもできるようでできないんだよなって物事でも感じています。
例えるならば、容姿も才能もだいたい平均以上、可もなく不可もなくという役者に舞台の主役をやらせるかどうか？ってなったら、うーんって考えちゃうプロデューサーの気分でしょうか。微妙な部分があってもいいから、その舞台の役にあっている誰よりもここが一番というなにかキラリと光る才能がある役者を選びたいって感じです。

まあ、エネルギーに関してだけ言及するならば、何でもできるという汎用性でいうならば、レイキが一番いいです。
いいテキストといい先生からレイキを学べば、それでエネルギーワークのすべてが学べるといっても過言ではないからです。
結局、大抵のことは、極めると基本に戻るのかもしれません。

気持ち重々わかることではありますが、初心者さんやあまり詳しくない人は「何でもできる」ということに一種のとても便利そう、一つで全部使っていいなんてお金も無駄にならなくていいよねとかととかくと魅力を感じがちです。
ですが、内情をよくよく精査すれば分かる通り、行動も含めて人間には癖があるので、正直、わたくしたちは指で数えられる程度の決まったパターンだけを応用して繰り返して生活しています。
なので、最終的には、なんでもできるエネルギーでも結局は、これにしか使わないってなるのが実情です。

あとよくあるはなしは、なんでもできるということで、応用力も想像力もない人だと、マニュアルに載っている使い方しか結局出来ないから、そればっか型になるか、うまく使えないか、宝の持ち腐れになるかのいずれかです。
一番最初に書いた、「なんでもできるエネルギーってある意味、何にも出来ないエネルギー」になるということはそういうことなのです。

何でもできるものを無用の長物にせず、余すとこなく使いたいと言うのであれば、中級以上、上級並みの知識とレベルを持つことが大切ってことなのです。
そのようなものを学ぶのであれば、足りないならば足りないなりに自力で学んだり、調べたりして、レベルアップしていくつもりが無いければ学んでも無駄にする可能性が高いと言えるのです。
ドラクエと一緒です(^^)
最初から勇者の剣で旅が出来ないのは、そのものの本当の価値を正しく理解し実感できるだけの知識も知恵も体力も足りなすぎて、取り扱えないからの一言に尽きるのです。

初心者であればあるほど、自分の特性を見極めて、自分に足りないものを強化できそうな特化しているエネルギーやこれにはこれと使い方がある程度限定しているエネルギーのほうがお金も技術習得もエネルギーも無駄がないんじゃないのかなとはわたくしは思います。
結局、物事は、昔の人はよく言ったもんで、急がば回れってことに尽きるのだろうと思うのです。

例えるならば、万能包丁ってたしかになんでも切れるけれど、お刺身を切りたかったら柳刃包丁、フルーツならばペティナイフ、パン切るならばパン切り包丁とそれ専用の包丁のほうがきれあじがいいですし、見栄えもいいですよね。
特化しているエネルギーの良さは、何でもできるエネルギーで同じことができるけれど、特化しているもののほうが精度や確度がいいってことなのです。
なんでもできるは実用してみると、他に比べ、意外と中途半端で使い勝手が微妙になりがちってことなのかもしれません。

プチな小ネタですが、未だ人気のあるオールインワンゲルクリーム。
いろんな成分がワンパッケージに入っていてとても便利ですが、実は、その中の成分の一部の効能だけを特に得たいときは、その効能のみに特化した化粧品を使うほうがいいそうです。

なんでもそうですが、物事は見極めることが大切で、自分の実力にあったもの、その効能に得意なものにおまかせしてしまうのが一番成果がいいってことなのです。

追記
上記のように書いたからと言って、なんでもできるエネルギーなんてないほうがいいとも思いませんし、それはそれで良さがあるものですから、一概にだめと言っているわけでもありません。
修練する気がない、最低限の勉強もする気もない、使いこなす気持ちもないのであれば、どのエネルギーだって学ぶだけ無駄ってことなのです。