脳内認知ガラパゴスの人ではありませんか？

エンジェルヒーラー&こころの療法人兼メディスンワーカーのすこぽんです。

エモーションフリーもネガティブリセットもわたくしがご提供している感情開放系のワークは、たとえ受け手がなにも認知することができなくても変化が出ます。
微細な変化や忘却率が高いゆえ、その場で認知することが出来なく、時間がたってから、そう言えば・・と振り返ってみると変わったことに気が付くなんてパターンです。
ときどき、変わる前の自分をすっかり忘れてしまう人もいますので、まったく変化に気がつけないままなんて（笑）こともたまにあります。

ですが、どちらにしてもよくあるのは、受け手の認知力が低くて変化を認知できないまま、自分が体感出来ていないから変わってないのだと思考優位で否定してしまってうまくいかないパターンです。
これは、エモーションフリーでも、ネガティブリセットでも多いパターンです。

その受け手の体感の低さで変化が感じ取れていないのに、思考だけで認知する人は、その場で効果がないと判断し、「あれは効かない」と口にします。
もちろん、本当は違うのですが、残念ながら、そのように思ってしまうのです。

このことが発生する人は、感情開放系ワークのみならず、スピリチュアルの世界でも同じで、脳が思考だけに寄っていて、体感との上手な連携が出来ていない人の典型です。
ですから、頭で考えた世界だけが正しくて、それ以外はすべてないものとして取り扱います。
自分の頭のなかの世界だけが正しいということなので、自分の認識外の認知を受け取れない状態という「脳内認知ガラパゴス状態」という、認知症じゃないのに、体感だけ認知症状態というなんともお粗末な状況なのです。

人間とは、五感の刺激が基本です。体感が先にあって、それによって何かを感じ、なにか思考します。
ですから、体感認知ゼロで思考だけという状態が人間のありかたとしてそもそもおかしいのです。
その矛盾がある状態がデフォルトということは、上記のような脳内認知ガラパゴス状態という結構怖い状況で生きているということです。
明確にするならば、体感は実際はあるのですが、体感の信号のみ即削除、なかったことにしているという脳のスクリプトが動いているということです。
ですから、このような人は、スピリチュアルの空想ばっかりの人と実はベクトルが違うだけで変わりがありません。
どちらにしても自分の世界は、頭の中の世界だけですからね。

このようなタイプの人はまず質問です。それも、まだやってもいないうちに正解を聞いてきます。
手順を説明して、そのとおりやってみてくださいねって言っていたとしてもです。

これでいいんですか？って・・

いやいや、それを自分で経験して知るために来てるんだろうってときなのにも関わらずです（笑）
体感から情報を得ることは出来ないので、まず知識で辺りをつけようとするのです。

正解を先に知るということは、正解以外の答えを上手に認知することができなくなることです。

やって知ることがありきなことで、やってもみないで正解だけ聞くというのはカンニングと一緒です。

例えばですが・・
あなたが学生でテスト前に、当日確実にカンニング出来るとわかっていることをわざわざ覚えるでしょうか？
普通はしませんよね。
要するに先に答えを知ってしまったこと、試行錯誤せず体感もまったくなく正解だけを知ってしまったことというのは、全く記憶に残りません。
体験がないことというのは、知識入力と定着の精度が極端に落ちるのです。

まずは体感＝経験や自力で調べる、試行錯誤をした上で、正解を知ることが大切です。
それほど体感とは知識入力、定着に重要な役割を持っています。

質問をして誰かに教えてもらうを繰り返しし続けた結果が、体感を無視することに繋がり、脳は体感で学習するという機能が失われてしまったのです。
体感は大切な脳への知識入力装置です。
わたくしたちの体感は５感しかありません。
５感しかない体感の１感でも失われている状態は目が見えない人、耳が聞こえない人と変わらないのです。

体感がない、頭でっかちにしか世界が見れないということは全く触らずに世界を理解しようとするのと変わらないと思いますが、如何でしょうか？